体験談だけではないコーチングも大事
プロサッカー選手からコーチに
私は現在プロサッカーチームでコーチとして仕事をしています。
実際に現場で仕事をしてみて気が付いたこと、思ったことなどを中心に、コーチとしての仕事内容などに触れていきます。
プロのサッカー選手として3年間プレーしたのですが、そのときは自分のことだけを考えていて、周りのことを気遣う余裕は一切ありませんでした。
自分が結果を出すことだけを考えていて、毎日練習でアピールすることで精一杯でした。
プロの世界には毎年何十人、何百人という新人が入ってきて、5年後くらいには1割くらいしか残っていないです。
怪我で選手生命が終了してしまう選手もいれば、他の仕事に興味を持って転職する選手も多いです。
頑張って練習をしていてもレギュラーは11人で決まっています。
チャンスをつかめずに一線から退く選手もたくさんいますし、私もその中の一人です。
学生時代はチームで一番上手く、住んでいる地域では断トツに目立っていました。
しかし、プロの世界は才能ある選手がたくさんいて、自分の才能が大したことがないと痛感することになります。
プロに入って挫折を知り、どこかで諦めるタイミングを探していたときにコーチとしてスカウトしてくれるチームがあらわれました。
そのチームの代表者は学生時代から面倒を見てくれていた方で、私が選手を引退しようと思っているということを噂で聞きつけて、チームに誘っていただきました。
当時私は25歳で社会人経験も無かったのですが、人間性を評価してもらい、コーチとして就職することが出来ました。
プロサッカー選手からコーチに
¦ 立場に違いで見える景色
¦ 指導者になって気づけた感謝